
マルウェアの種類|ウイルス・ワーム・トロイの木馬…何が違う?
2026-08-03 ・ 入門
「コンピュータウイルス」とひとくくりにされがちですが、マルウェア(悪意あるソフト)にはいろんな種類があります。正体を知れば対策も見えてきます。
代表的なマルウェア
ウイルス
ファイルに寄生して増える
ワーム
自分で勝手に広がる
トロイの木馬
便利なフリして侵入
- ウイルス:正規ファイルに寄生し、開くと感染・増殖する
- ワーム:人の操作なしにネットワークを自己増殖する
- トロイの木馬:無害なアプリを装って入り込み、裏で悪さをする
- スパイウェア:こっそり情報(入力・画面)を盗み見る
- ランサムウェア:データを人質にして身代金を要求する
どこから入ってくる?
よくある入口
- メールの添付・リンク
- 怪しいサイト・海賊版
- USBメモリ
- 更新していない古いソフト
防ぎ方
- 不審な添付は開かない
- 公式から入手する
- [更新を当てる](/learn/updates-patch)
- [ウイルス対策](/learn/firewall-antivirus)を入れる
サプライチェーン攻撃に注意
近年は、正規のソフトや取引先を踏み台にして忍び込む「サプライチェーン攻撃」が急増(組織脅威の2位)。信頼しているものが感染源になることもあります。
もう少し詳しく(背景)
「マルウェア」は悪意あるソフト全般の総称で、広がり方や目的で呼び名が分かれます。自力で増えるかどうかでウイルス(他のファイルに寄生)とワーム(単独で自己増殖しネットワークを広がる)が区別され、正体を偽って忍び込むのがトロイの木馬です1。近年の傾向として、愉快犯的なものは減り、金銭目的が大半を占めます——データを人質にするランサムウェア、情報を盗むスパイウェア、こっそり他人の資源で計算するマイニングマルウェアなど2。侵入経路の多くは、実は高度な技術ではなくフィッシングメールや更新を怠った脆弱性です。だから「怪しいものを開かない・すぐ更新する・バックアップを取る」という基本の積み重ねが、いちばん効く防御になります。