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HTTPSのしくみ|URLの「鍵マーク」は何を守っている?

2026-08-15入門

#HTTPS#通信#暗号化#入門#ネットワーク

ブラウザのURLの横にある鍵マーク🔒。なんとなく安全そう…の正体がHTTPSです。ネットの安全を支える基本を見ていきましょう。

HTTPSは「暗号化された通り道」

Webの通信は、途中でたくさんの機器を経由します。そのままだと、途中で**盗み見(盗聴)や書き換え(改ざん)**が可能。HTTPSは通信を暗号化し、中身を守ります。

🧑‍💻あなた🖥️サイト🔒 暗号化された通り道(HTTPS)🕵️盗み見しても暗号化されていて読めない
図: HTTPS(鍵マーク)は通信を暗号化する。カフェのWi-Fiでも中身を盗み見されにくい

← 図は横にスクロールできます →

HTTP と HTTPS の違い

📭

HTTP(鍵なし)

  • 通信が丸見え
  • 盗み見・改ざんの危険
  • パスワード入力は危険
VS
🔒

HTTPS(鍵あり)

  • 通信を暗号化
  • 盗み見されても読めない
  • 相手が本物かも確認できる

公衆Wi-Fiでも安全?

カフェのWi-Fiは他人と同じ回線を使うので、HTTPだと危険。でもHTTPSなら中身は暗号化されているので、盗み見されても読めません。とはいえ、より安全にするならVPNの併用も有効です。

⚠️

鍵マーク=安全、ではない

鍵マークは「通信が暗号化されている」印であって、「そのサイトが善良」という意味ではありません。偽サイトもHTTPSを使えます。鍵マークだけでなくURLのドメインも必ず確認を。

もう少し詳しく(背景)

アドレスバーの鍵マークは「通信が暗号化されている」という意味で、その裏では TLS という仕組みが働いています(昔のSSLの後継)1。HTTPSが賢いのは、最初のやり取りだけ公開鍵暗号で「共通の秘密の鍵」を安全に作り、そのあとの本文は速い共通鍵暗号でやり取りする、といういいとこ取りをしている点です。さらに、通信相手が本物かを保証するのがサーバー証明書で、信頼された認証局(CA)が「このサイトは確かに本物」と電子的に署名しています2。注意したいのは、鍵マークは「暗号化されている」ことを示すだけで、「そのサイトが善良」という保証ではないこと。偽サイトでも鍵マークは付きうるので、ドメイン名の確認は引き続き大切です。

つぎに読むなら

Footnotes

  1. HTTPS は HTTP を TLS で包んだもの。通信の暗号化・改ざん検知・相手の認証を担う。SSL は古い呼び名で、現在は TLS が使われている。

  2. サーバー証明書は認証局(CA)が発行し、「この公開鍵はこのドメインのもの」と保証する。ブラウザは信頼済みCAまでの連鎖をたどって本物か確かめる。無料で自動発行する Let's Encrypt の普及でHTTPS化が一気に進んだ。

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