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VPNのしくみをやさしく解説|通信を"トンネル"で守る

2026-09-27入門

#VPN#暗号化#公共WiFi#入門

「カフェのWi-FiはVPNを使え」とよく言われます。でもVPNって結局、何をしているのでしょう? この記事では VPN(仮想プライベートネットワーク) のしくみを、たとえを使ってやさしく解説します。

VPN=暗号化された"トンネル"

VPNは、あなたの端末とVPNサーバーの間に 暗号化された通信のトンネルを作ります。トンネルの中を通る通信は、途中で誰かに覗かれても中身が読めません。

通信をトンネルで包む

💻

あなた

通信を暗号化

🚇

トンネル

覗かれても読めない

🌐

VPNサーバー

ここから外へ

公共Wi-Fiで効く理由

カフェや空港のWi-Fiは、同じネットワークの他人に通信を覗かれるリスクがあります。VPNを使うと通信が暗号化されるので、盗み見されても中身は暗号。だから公共Wi-Fiでの利用が勧められます。

💡

HTTPSがあれば不要?

実は今のWebはほとんどHTTPSで暗号化済みなので、「中身」はVPNなしでも守られています。ただしVPNは「どのサイトに接続したか」まで隠せる、接続元のIPを隠せる、などの追加メリットがあります。用途次第です。

企業VPNと個人VPN

  • 企業VPN — 社外から社内ネットワークに安全に接続するため。テレワークの定番。ただし近年はゼロトラストへの移行も進む
  • 個人VPN — 公共Wi-Fiでの保護や、接続元IPを隠す目的。多くは有料サービス

VPNの限界

⚠️

VPNは万能ではない

VPNは「通信経路」を守るだけで、①怪しいサイトのマルウェア、②フィッシング、③弱いパスワード——これらは防げません。また「VPN業者に通信を預ける」ことになるので、信頼できない無料VPNは逆に危険(通信を売られる例も)。VPNは数ある対策の一つ、と捉えるのが正確です。

まとめ

  • VPNは端末とサーバー間に暗号化トンネルを作る
  • 公共Wi-Fiで盗み見されても中身が読めなくなる
  • 企業VPN(社内接続)と個人VPN(保護・IP秘匿)がある
  • 経路を守るだけで、マルウェアやフィッシングは防げない

もう少し詳しく(背景)

VPNは、公共のインターネットの中に暗号化された専用トンネルを作り、その中を通信が通る仕組みです。カフェの無料Wi-Fiのように信頼できない回線でも、トンネルの中身は覗かれません1。企業では「社外から社内ネットワークへ安全に入る」ために使われ、コロナ以降のリモートワークで一気に普及しました。ただし注意したいのが、VPNは「通信の秘匿」であって「万能の匿名化・安全化」ではないこと。接続先のVPN事業者は通信を見られる立場なので、事業者の信頼性が重要ですし、VPNを通してもフィッシングやマルウェアは防げません2。近年は「社内かどうかで信頼する」VPN型から、アクセスのたびに検証するゼロトラスト型へ移る流れも出ています。

次の一歩

通信の暗号化はHTTPSのしくみ、権限管理の新常識ゼロトラスト、手口を知るフィッシングへどうぞ。

Footnotes

  1. VPNは通信を暗号化して仮想の専用線(トンネル)を作る。途中の回線が盗聴されても中身は読めず、送信元も隠れる。

  2. VPNは経路を守るだけで、接続先の危険(偽サイト・マルウェア)は防げない。またVPN事業者自身は通信を扱えるため、無料VPスなどは事業者の信頼性に注意が要る。 🌸

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